【筋トレと癌】死亡リスクを31%下げるという研究結果

         
 

以前、乳癌のクライアントさんと約3年間ほどパーソナルトレーニングを行い、さらに365日×2食分の食事も担当していました。

運動不足や循環不良が健康の害になることは想像できますが、癌での死亡率を少しでも下げるためには、運動やトレーニング習慣をつけることは重要と言えます。

この記事では、

  • 筋トレと癌の死亡率の関係
  • パーソナルトレーニングを通じて感じたこと

などをお伝えします。

 

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筋トレで癌による死亡リスクは31%下がる

2017年10月に、疫病専門誌にてこのような研究結果が報告されました。

アメリカン・ジャーナル・オブ・エピデミオロジーにて

疫病専門誌・アメリカン・ジャーナル・オブ・エピデミオロジーで、

筋トレを行っている人は、行っていない人に比べると癌による死亡リスクは31%低かった

という研究結果を発表しています。

≫引用:Does Strength-Promoting Exercise Confer Unique Health Benefits? A Pooled Analysis of Data on 11 Population Cohorts With All-Cause, Cancer, and Cardiovascular Mortality Endpoints

また、この発表以外にも他の研究機関でも同じような結果が出ているそうです。

筋トレを週2回以上する人は20%未満

ただ、こういう研究結果が出ている一方で海外のある国では、週2回以上筋トレを継続的に行っている人は、

全体の約19%にも満たない

という研究結果も出ているようです。

この2つをつなげると、筋トレが癌による脂肪をリスクを下げる可能性はあるが、筋トレを習慣的に行っている人は5人に1人以下の割合しかいないということです。

癌の根本原因はわかっていない

こういう結果を見ると、筋トレはした方が良いということになりますが、ただ冷静に考えてどのような内容をすればいいのか、ここの精査は必ず必要になります。

日本での癌発症率は年々上昇する一途をたどっていますが、研究が進んできてはいるものの、まだ癌の根本的な原因はわかっていません。

原因としてあげられているのは、

  • 喫煙
  • 飲酒
  • 添加物
  • 塩分
  • 農薬
  • 遺伝
  • ストレス

などが代表的で、その他にも原因とされていることはあります。

あくまでも個人的な意見ですが、癌になる方の大きな原因の1つにストレス、自律神経の乱れが大きく関係しているように感じます。

ここからは、実際に僕が乳癌の方のパーソナルトレーニングを担当して感じたこと、筋トレの内容について解説していきます。

 

乳癌術後のトレーニングをサポートして感じたこと

ざっとあげると5つほどあります。

  1. 筋肥大を目的とした筋トレは不要
  2. 自然体を維持することが重要では
  3. 人の身体は食べたものからできている
  4. 理解者の存在が大きい
  5. 毎日の習慣が今後を変える

それぞれお伝えします。

①筋肥大を目的とした筋トレは不要

先ほど、筋トレで癌の死亡リスクが31%下がるとお伝えしましたが、このとき行う“筋トレ”の内容は、決して筋肉をつけるような内容を指しているわけではないんですね。

どうしても、

筋トレ=筋肉をつけるような高強度のトレーニング

というイメージを持ちがちですが、違います。大切なことは、体内の循環を良くすることを目的としたトレーニングが必要だと考えています。

逆に追い込むような筋トレは癌のリスクを高める可能性もあると思います。

というのは、高強度の筋トレをすると、身体に大きなストレスがかかり、そのストレスによって自律神経が乱れることがあります。

自律神経が乱れると、以下のような変化が体内で起こる。

  • 交感神経が優位になり、血管が収縮する
  • 心拍数が上がり、血圧が上がる
  • 体温が下がり、免疫が低下する
  • 白血球の割合が変化し、ナチュラルキラー細胞の働きが鈍る
  • 細菌やがん細胞の殺菌がしづらくなる
  • その結果、癌の発症率を高める可能性がある

これは、「筋トレをすると風邪を引きやすくなる&引きにくくなる理由」で詳しくお伝えしています。

つまり高強度の筋トレは免疫力を下げ、癌の発症率を上げる可能性ある。そのため、適度な負荷をかける筋トレを行うべきではないかということです。

これはクライアントさんにトレーニングの指導をして感じたことで、追い込むことよりも気持ちいい程度のトレーニングの方が体調は良かったですね。

②自然体を維持することが重要

もっと根本的なところに目を向けると、人は遺伝的な要素を除けば本当に自然な状態であれば病気にはならないはず。だけど、何かしらの原因で不自然体になってしまう。

自然体というのは、

  • 骸骨にただ柔らかい筋肉がついてる
  • 体液などの滞りもなく、循環が良い
  • 体温は36.5度以上ある
  • 自律神経が整っている

こういった条件が揃っている状態をイメージしていますが、この自然体を崩す要因とは以下のようなことが考えられます。

  • 座りっぱなしで長時間仕事をする
  • 働きすぎで疲れも溜まっている
  • 人間関係に悩みストレスが溜まっている
  • 運動不足&食べ過ぎ・飲み過ぎ
  • 薬を飲みすぎている

特に現代人は静物化しており、ストレスも多く、循環が悪い。乳癌になられたクライアントさんは、このすべてに当てはまっていました。

まずトレーナーの立場から何かお伝えできるとすれば、大切なことは自然体に直すこと。自分の本来の状態に戻すことが重要だと思います。

③人の身体は食べたものからできている

そして、食べ物を変えることも大切なことです。なぜなら、

人は食べたものからできている

という当たり前の事実があるからです。だけど、当たり前すぎて意識できずに、添加物が入っているものを平気で食べ、健康よりも目先に手軽さを優先してしまう。

身体をつくるのは食べ物であるのであれば、

  • 農薬が使われていない有機野菜
  • 無添加の調味料

などを使って料理をする。こういう毎日口にするものを変えることは必須と言えるでしょう。

有機野菜を食べれば病気にならないとは言い切れません。ただ、農薬がたっぷりかかった野菜を食べるよりも、確実に病気になるリスクを下げられるはず。

有機野菜は今だといろんな業者が宅配してくれるので、手軽に購入することもできます。

すべてお試しセットがありますが、ビオマルシェだけすべての野菜が有機野菜で、その他は無農薬野菜や減農薬野菜が混じっています。

健康的な食生活をはじめてみたい方は、食への意識も変わりますし、野菜のおいしさも改めて感じれるので、1度試してみるのもいいと思いますよ。

このように毎日当たり前に口にする食事だからこそ、食べ物を変えることも必須だと感じました。

④理解者の存在は大きい

ストレスが免疫力を下げることは先ほどお伝えしましたが、その上でそばに理解者いることも大切なことだと思います。

理解者がいることで、精神的な負担は軽減できますし、いろんな面で安心できます。

家族・友人・周りの人の理解や協力は本当に重要になる

ということは身に染みてわかりました。

⑤毎日の習慣が今後を変える

乳癌のクライアントさんとのパーソナルトレーニングを通して一番学べたことは、

今の積み重ねで今後が変わる

ということ。これは良くも悪くもという意味です。

健康という面で見れば、人は初めて体調を崩して健康の大切さに気づき、多くの方は予防するということに関しては非常に疎い。

でも本来はこれではダメで、もっと当事者意識を高めていかないと取り返しのつかないことにもつながる。であれば、今日の過ごし方を変える必要があるはずです。

 

筋トレと癌の関係やパーソナルトレーニングを通して感じたことのまとめ

今回は、筋トレと癌の関係などについてお伝えしました。

今回の内容が少しでも、健康的な生活を送れるように、そして今後の自分のためにも1日の過ごし方が変わる内容であればうれしく思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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